2005年05月22日

トラックバック考

先日、私が自分のサイトでとりあげた絵本について、とある方がたいへん詳しい面白い解説をご自分のサイトで記述なさっていたので、コメントとトラックバックをつけた。後日、先方のその記事を自分の記事を読んだ方にもぜひ紹介したいと思い、改めて先方の記事に「よかったらトラックバックお願いします」とコメントを付けた。
ところが先方はTBを日頃利用なさらない方らしく、わざわざ「オトナノトモへのトラックバック」というエントリーを新しく書いて下さり、そこから私の記事へTBを張っていただいたので、何ともややこしいことになってしまった。
ブログを始めて2ヶ月の私が、他人様にトラックバックのなんたるかを説明するなんざ、おこがましいことである。が、放っておくわけにもいかず私なりに考えて先方に「トラックバックとは」を説明させていただいたが、予想以上に骨の折れる作業であった。

トラックバック(以下TB)というのは、ブログ特有の「特定の記事同士を連携させる仕組み」のことである。従来のwebサイト(ホームページ)同士のリンクと異なるのは、自分から相手サイトへのリンクを張るのではなく、相手のサイト(記事)から自分のサイト(記事)へのリンクを、自分が勝手に設定できてしまうということだ。

なーんて偉そうに書いている私もブログを始めた当初はその概念がよく理解できず、友人の先輩ブロガーに泣きついて説明してもらった。(special thanks to かれんさん) その時の解説によると、トラックバックシステムの本来の用途は「ある記事に対して自分の感想なり意見なりを書いたことを相手に告知する」というもので、なるほど〜!と思ったのだが、実際には私は自分の絵本レビューを書く際に他人のレビューを参考にしたり引用するという発想がなく、むしろ書いた後で同じ本に関するエントリーを探し、単純にレビュー情報の共有としてコメント&TB(相手からのTB返しを期待して)させていただいている。ちなみにこれはあくまでも「リンクの告知」という本来の用途ではなく、私なりの利用法だ。

google等で「トラックバックとは」で検索をかけてみると、それは大量の文献がひっかかるのだが、やはりこれは頭で理解するよりどんどん実践して慣れる方が早い。
ネットの世界の良いところは赤の他人にも遠慮せずに助けや助言を求められることなので、赤っ恥覚悟でどんどんやってみるしかない。
ちなみにgoogleの検索結果を見ると、いかに世の中にはトラックバックに頭を悩ませている人が多いかがよく分かる。(笑)

ブログの記事同士の連携のさせ方としては、相互TB以外にも、直接自分の記事の文中から相手の記事へ飛ぶように設定することもできるが、私はあまりやらない。というのは、もし相手にとって自分のサイトとのリンクが迷惑だった場合、TBなら削除すれば済むし、以後私からのTBを受け付けないようにもできるが、記事中に埋められたリンクでは、相手の意志で勝手に削除ができず、拒絶したくてもできないだろうと思うからだ。
一方、トラックバックスパムという問題もある。これはお互いの記事に全く関連性がないのに、それを通じて勝手に相手のサイトの宣伝を自分のサイトに載せられてしまうようなもので、アクセス数の多いブログサイトほどこの対策に頭を悩ませているようだ。その為、TBを受け付ける条件として「TB先となる記事中で明らかにTB元記事の内容について言及またはリンクをすること」を挙げているサイトも少なからずあり、もうこれはどっちがいいのか相手と内容によって臨機応変に考えるしかない。

ちなみに私のサイトへのコメント・TBは遠慮無く自由にして頂きたい。ただし、どう見ても関連性がないと思う内容は遠慮無く削除させて頂く。アクセス数の限られた私のサイトでは今のところそれで充分なのだ。
絵本レビュー記事へTBするならば、できれば文中で同じ絵本について触れていてほしいだけで、リンクも必須とは思わない。
古い記事へのコメントやTBを遠慮する人もいるが、私のサイトはニュースや日記と違って絵本レビューがメインであり、それは単に私がいっぺんに全ての絵本について書けないから順番に載せているだけで、私の頭の中では常に全ての絵本は同列に並んでいるので全然構わないし、むしろ、過去記事をわざわざ読んでくれた方がコメントやTBを残してくれるととても嬉しく思う。

というわけで、過去記事へのコメント・トラックバックお待ちしております。

※期せずして書いてしまった続編は、こちら→ トラックバック考・追記

posted by えほんうるふ at 08:41 | Comment(8) | TrackBack(1) | 日々のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
トラックバックはまだまだ人によってとらえ方が違って、戸惑うことも多いですよね。
実は私はえほんうるふさんとは違っていて、トラックバックができた頃の本来の(?)用途である「引用・参照(リンク)の報告」として使っています。なので、「ある記事について引用して自分の考えなんかを述べたら、相手の記事へのリンクを貼る」(自分の記事を読みに来てくれる人への配慮。元記事も紹介するという意味で)、で、元記事の作者さんへの配慮として「あなたの記事を読んで私の考えを書いたりしちゃいました。で、リンクも貼っているのでその報告です」という意図でトラックバックを送信します。
blogが普及して、トラックバックもいろんな用途で使われるようになったので、どれが正しいとかはないと思うのですが、最初にトラックバックを備えたblogツールができた時の、トラックバックの使い方はそういう感じだそうですよ。
相手の記事にリンクを貼る、という面ばかりがわりと強調されがちなんですが、それは結果であって、「引用したよ」「参照したよ」という報告ツールとして元は使われていたようです。
私はトラックバックを送ってこられた元の記事に自分の記事へのリンクがなくても、「リンクがない!」と腹を立てることはないですが、例えば、私の記事を読んで記事を書いた人をAさんとして、Aさんの記事を読んだ人をBさんとすると、Bさんは私の意図をAさんの記事というフィルターを通してしか知ることができず(私の記事へたどるリンクがないから)、私の書いたものがBさんによって曲解されてしまう可能性があることが嫌だったりはしますね。
Posted by ソラ at 2005年05月22日 14:47
ご無沙汰しています。
えほんうるふさんのお考えはわかりました。が、相手記事への文中リンクは、有り難いと思うことはあっても迷惑だと思うことは普通ないですよ。Blogシステムに「リンクを拒否する」という考えは馴染まないと思います。
逆に、リンクのないTBこそ迷惑、という人の方が多いと思います。(私はどちらかというとそういう考えです。)

ただ、このBlogに関して言えば、データベース的な要素があるので、文中リンクはそぐわないかもしれませんが…。「TBをお願いしに行く」くらいなら、「参考エントリー」として、相手記事のリンクを文中に追記することを、自分自身がする方が良いと私は思います。それができるのがBlogシステムの良いところですから。

また、こういう「ブログ論」的な話をするときは、経緯を明らかにするためにも、関連エントリーのリンクと、そのエントリーへのTBは必要と思いますよ。私なんかは「このエントリーを書くに至った経緯を知りたい」と思うクチですので。

すみません。私が「TBシステムの間違った使い方」をお教えしてしまったのかと感じてしまって…。ちょっと驚いています。
Posted by かれん at 2005年05月22日 15:13
たびたびすみません。ついでなので前から感じていたことをひとつだけ指摘させていただいてもいいでしょうか。

「文章の切れ目以外での改行はなくしてもらえないでしょうか」

実はとても読みにくいんです。メールとは違うので…。「これがスタイル」と言われてしまったら素直に引っ込みますが。
Posted by かれん at 2005年05月22日 15:14
>ソラさん

丁寧なコメントをありがとうございました。
トラックバックの元々の用途は仰るとおりですよね。私が最初にかれんさんから教わったのもその解釈で、ここに書いたものはあくまでも私の独自解釈であることを明記するべきでした。

私が普段トラックバックの機能を用いるのは、自分がレビューを書いた後に、同じ絵本について誰か面白いこと書いていないか探しに行って、興味深い記事に出会えたらコメントと共にトラックバックをさせていただいています。また、誰かの記事を読んでいてその下にトラックバックが表示されていた場合、単純にその記事で言及されている内容にまつわる別の意見だと思って、興味があれば見に行きます。
私が普段ネットで書くのも読むのも、本や映画や商品のレビューがほとんどで、そこではこういう本来の用途から離れた使い方をよく目にするので当たり前のように私もそうやって利用していました。コミュニケーションツールとして使うのだから使い方は個人次第で正解はないと私は思うのですが、少なくとも他人を不快にしないように心がけねばと改めて思いました。

私は絵本のレビューを書くときに誰かの記事を元にして書くことをしないので、本来の用途通りにトラックバックの機能を使う機会があまりないのですが、もし誰かの書いた内容を引用したり参照の上で記事を書いた場合は、マナーとして必ずリンクとトラックバックをするようにしています。


>かれんさん

まず、改行についてご指摘ありがとうございます。今まで誰にも言われたことがなかったのでちょっとショックでしたが(^^;)
私の書く文章はとかく一文が長くなりがちなので、「紙面真っ黒!!」みたいな暑苦しい見た目がイヤで適当な長さで改行を入れてしまっていたんですが、考えてみれば私のエントリーを読んでくださる方の閲覧環境はそれぞれ別個なわけで、私が想定したレイアウトで読んでいるとは限らないのですよね。反省してこれからはむやみに改行は入れないようにします。
とりあえずこのエントリーについては修正しましたが、いかがでしょうか?

あと、ソラさんへの返答にも書きましたが、かれんさんが私に教えてくださったのは本来のTBの用途解釈でしたので、ここに書いたものはあくまでも私の独自解釈であることを明記するべきでした。確かに誤解されるような表現でしたので元の文章を一部加筆修正しました。

ところで冒頭で述べた内容は、たまたま自分がTBについて普段思っていることを書くきっかけになったエピソードとして記載したまでで、経緯についてのリンクやTBは、今のところするつもりがありません。相手の方が分からないなりにもやって下さったことで、それがこちらの意図と違っていたからといって第三者にことさらそれを晒すのはどうかと思うからです。ましてや、こんな論争チックな展開に元ネタとして巻き込まれるのは迷惑でしょうし。

今回の件で改めてリンクのないTBというものがいかに毛嫌いされているか、が分かりました。私がTBを送るのはコメントを書いた先の管理人に自分が書いた関連記事のサマリーを読めるようにという思いからで悪意はなかったのですが、それが集客とか宣伝と思われる可能性が高いならば全くの不本意なので、今後はもっと慎重に(あるいはコメントだけに)しようと思います。
お陰様でとても勉強になりましたが、このサイトでブログ論を展開するのがいかにそぐわないことかもよく分かりましたので(笑)、また狭く深い独自路線の絵本レビューに戻りまーす。


Posted by えほんうるふ at 2005年05月23日 02:45
あ〜〜、今なら多少の意見を持っていますが・・・。当初は、さっぱりわかりませんでしたよ。つまり、10ヶ月前までは。
「そこのトラック、バックオーライ!」
かと、思いましたもの。タハ=!(^^*
TBを受け付けない・コメントを受け付けない「機能設定」はできるようになっているはず。
上手に使いましょう。
そして、なによりまだまだこの世界は未成熟な世界なんでしょうよね。そのことは考えておくべきでしょうか。(や)
Posted by 山猫編集長 at 2005年05月26日 15:54
>山猫編集長

そこのトラック・・て、またそんなベタなオヤジギャクで(^^;)
ところで編集長ってブログ歴1年も経ってないんですか?すごい使いこなしていらっしゃるようなので意外ですっ。
Posted by えほんうるふ at 2005年05月27日 22:45
こんにちわ。コメントありがとうございましたありがとうございました。
実は私もブログをはじめてまだ一ヶ月と何日かなのですが、始めてから二週間ぐらいでトラックバックで躓きました。
なかなか様々なローカルルールというものがあって驚きましたが、えほんうるふさんのように心の広い方だとこちらも気が楽です。正直、コメントいただいた時、ほっとしました。私のページは今個人的理由で更新が遅れていますが、これからもよろしくお願いします。
Posted by mine at 2005年06月28日 14:47
>mineさん

こんにちは。わざわざこちらまで足を伸ばして頂いてありがとうございます。
ブログビギナーはお互い様ですよ。共にのんびりまったり行きましょう。また寄らせていただきますね。
Posted by えほんうるふ at 2005年06月29日 14:05
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