2010年02月14日

今日から女子力5割増し

マドレーヌのメルシーブック―いつもおぎょうぎよくいるためにマドレーヌのメルシーブック―いつもおぎょうぎよくいるために
John Bemelmans Marciano

BL出版 2005-05
おすすめ平均

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今年もまた、日本の女性の皆さんの実力を試される決戦の日がやってきた。
全国総合女子力判定Xデー、別名バレンタインデーである。
日本においては露骨に商業ベースに乗って盛り上がるこの全国規模のお祭り騒ぎ。
これに参加する意志があるかないかが、そのまま貴女の女子力の有無を表している。
ちなみにこの際相手の有無は関係ない。このイベントを女性として意識するかどうかの問題だ。
妄想オンリーで実際には動かない人、義理チョコ・友チョコ配りでお茶を濁す人などパターンは色々だが、私の知る限りほぼ100%の女性がバレンタインには何らかの行動を起こすようだ。
少なくとも、バレンタインデーの存在を完全に無視できる男前な女に私は会ったことがない。

つまり女子力とは、本来女性なら誰もが持つ生存本能の一種であると私は考える。
しかし、見た目も含めたこの「先天的女子力」には残念ながら限界があるため、本能に忠実な女性ほどあの手この手でこれを増強しようと躍起になるのだろう。
もはや女子力発揮ニーズに乏しい私のような元女子から見ても、バレンタインのようなイベント時における現役女子達の健気な奮闘ぶりは微笑ましく、つい応援したくなってしまう。


というわけで今日は女子の皆さんに簡単で効果絶大なる最強の女子力UP術をご紹介したい。
テキストは「マドレーヌのメルシーブック」という小さな絵本である。たいへん可愛らしく品の良い装丁なので、万が一ライバルに見られても貴女の抜け駆けが見抜かれる心配はない(笑)

「マドレーヌのメルシーブック」は、一言で言うと社交マナーの基本を説いた絵本である。
が、そこに描かれた内容はまさに「愛される女」の心得そのものなのだ。例えば・・・

ばったり だれかに あったとき、
ただしく あいさつをするには、
あいてのめを ちゃんとみて、”こんにちは” といいましょう。
”やあ” のときも おんなじ。



ここまでは普通だ。だが、肝心なのはこの後だ。


なんといっても いちばん かちのある ”こんにちは” は、
それを いうときに・・・・・
にっこりする!



はい、ここ大事です。本文も大文字で書いてあるが、忘れそうな人は赤線引いておくように。
もう一つ、私が特に気に入っているページにはこんなことが書いてある。


それが どんなものだとしても、
おくりものを もらったら おれいをいうべきです。

おねだりをして かってもらったものでも

おみせの けいひんでも

あんまり ほしくなかったなあって おもうものでも

すでに ななつも もっているものでも



なんと粋なアドバイスであろうか。
さすが世界中の女子のアイドル(祝!生誕70周年)、マドレーヌ様である。女の器が違う。

全部読むのに5分もかからない。手間もお金もかからず、ちょっとした心がけで貴女の女子力評価は5割り増し。これを実践しない手はないだろう。


今や女子力UPというキーワードは街中に溢れているが、その多くは表層的な面に偏った、ある意味無駄な努力を促すものである。
人は見た目が9割という説を私は否定するつもりはない。
だが、ヒマと金をかければどうにでもなる外見をいくら完璧にしても、残りの一割で必死で底上げした貴女の女子力の全てが台無しになる可能性がある。
おまけにそのやり方では、結果的に自分を安売りすることになりかねない。何故なら、見た目の女子力だけで簡単に釣れる男もまた、それなりのクオリティでしかないからだ。

女子力磨きに精を出す皆さん、くれぐれも一番大切な基本をお忘れなく。
貴女のバレンタインが実り多き一日となるよう、健闘を祈る。


お気に召しましたら・・
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タグ:女子力
posted by えほんうるふ at 11:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 実用的な絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
ほんまですね〜。デザイン一緒やん(^v^)。

いい内容の本ですね。
内面美人さんが増えてほしいです。


Posted by 休肝日 at 2010年02月26日 12:21
>休肝日さん

ようこそ、お揃いブログへ(笑)
内面美人、私も目指したいです。しょせん見た目が9割と言われようと。
Posted by えほんうるふ at 2010年02月27日 10:29
こんにちは、お久しぶりです。
にっこりする! 
すてきなレビューに、思わず絵本を手に取りたくなりました。
こちら、息子さんの作品なんですよね。
日本語のほうがきっと心に響きそう。
わたしも内面美人をめざしたいです。
Posted by asukab at 2010年02月28日 16:49
>asukabさん

ご無沙汰しています♪

そうそう、息子さんの作品でしたね。さぞや粋な男性なんだろうと想像しちゃいます。
ちなみに、こちらの翻訳は江國香織さんによるものですが、Amazonに訳者を酷評するレビューがあったのが印象的でした。私は品があって素敵だなと思いましたけどね。

今年も毎月1更新を目標に頑張りますので、よろしくお願いします(^^;)
Posted by えほんうるふ at 2010年03月01日 08:57
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