2009年07月11日

深夜の仁義なき戦い

まよなかのたたかいまよなかのたたかい
ティエリー・デデュー作 レミ・クールジョン絵
Thierry Dedieu R´emi Courgeon
おかべ りか訳

フレーベル館 1996-07

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


この季節、深夜の我が家の窓辺に目を向けた人は、カーテンに浮かぶ怪しい人影を見ていぶかしく思うかも知れない。夜中に家の中でラケットを振りかざす人影。何を隠そうそれは私だ。
ちなみに私が手にしているのはテニスラケットではなく、三層ネット ナイス蚊っちなる電撃殺虫ツールである。なんとも脱力系のネーミングだが、これが実に良い仕事をしてくれるのだ。
低層階のせいか、庭も無いマンションなのに夏場の蚊には毎年悩まされていた。できるだけ部屋の中で殺虫剤を炊きたくないので、とにかく見つけ次第素手で駆除していたが、飛んでいる敵を手で挟んで仕留めるのはなかなか難しく、かといってカーテンや壁にとまっているのを下手にたたくとつぶれて吸われた我が身の血で辺りを汚しかねない。敵目前ながらうかつに手が出せず、諦めて飛び立つのを待っているうちにまた刺される。ああ、なんというストレス!!

挙げ句の果てに例の羽音が就寝中の枕元で聞こえようものなら、イライラは頂点に達する。その不快極まりない一夜をあえてユーモラスに再現したのが今日の絵本なのだ。
主人公は人間様ではなく、蚊である。こいつがまたなんとも憎たらしい風貌で、こんな顔をしているかと思うと目の前の蚊がなおさらいまいましく思えてくる。
ほぼ無抵抗状態の男の子に容赦なく襲いかかる蚊。そうなのだ、奴はこっちが眠かろうが疲れていようがお構いなしにやってくる。今日一日の労働を終えた我が身を労う至福の時間が、たった1匹の蚊によってあっけなくぶち壊されるのだ。たとえ虫除けを体中にぬりたくり完全防備で寝たところで、あの音を一晩中聞かされたら安眠できるわけがない。つまり、挑まれた戦いは受けて立つ以外に我々に選択の余地はないのである。
さてこの勝負、どっちが勝つか?続きは絵本でどうぞ。

ところで前述のナイス蚊っちは、今や夏の我が家の救世主である。一家に一本、いや、一部屋に一本置きたいぐらいだ。
例の耳障りな羽音が聞こえたら直ちにこいつを握りしめ、辺りを睨み回す。我が家は家中の壁紙が白なので案外敵は見つけやすい。首尾良く壁に留まっている敵を見つけたら、すかさず手元のスイッチを押しながらそっとネットを近づける。次の瞬間、「バチィッ!!」という思いがけず派手な音と共になんと火花が見え、敵はあっけなく地に落ちる。電流の流れる面はネット状になっていて余計な風圧がかからないせいか、飛行中でも捕獲率は素手の10倍は確実(当社比)。
仕留めた蚊をよく見ると羽が高速で痙攣したままだったりして、感電死のインパクトにちょっとびびる(汗)。でも慣れてくると妙に狩猟本能が刺激されてしまい、むしろストレス解消にと夜中に敵を求めてナイス蚊っち片手に家の中をウロウロする始末(^^;)

ちなみにナイス蚊っちはネット通販で入手可能。(画像リンクつけました)
深夜のストレス解消グッズが税込みたったの399円♪
ただ悲しいかなMade in Chinaのチープな作りなので、たまにハズレがあり買ったその日に壊れたりするので要注意。念のため我が家では常時2本用意し、追加購入する際も必ず複数買い、届いたらすぐに動作確認をすることにしている。
なお安全性もお値段相当と思われ、人が通電時に触るともちろん刺激がある(いち早く自分で触って確かめた息子いわく「けっこう痛い!」(←馬鹿)とか。まあ、不良品でない限りケガをするほどではないと思うが各自注意されたし。

お気に召しましたら・・
人気ブログランキングへ にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
【ハラハラする絵本の過去ログ】
posted by えほんうるふ at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ハラハラする絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック