2008年03月08日

あなたの足もとの妖怪

ミミズのふしぎ (ふしぎいっぱい写真絵本 (3))
ミミズのふしぎ (ふしぎいっぱい写真絵本 (3))皆越 ようせい

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starsミミズってすごいんだ!!
starsすごいぞミミズ

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みみずのオッサン (絵本・こどものひろば)
みみずのオッサン (絵本・こどものひろば)長 新太

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stars赤ちゃんから幼児まで
starsこの不条理さがいいのかな

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啓蟄を過ぎたところで地味にシーズンものの虫の絵本を。

あなたは虫が好きですか?
こう聞かれてYESと即答できる人でも、どうしても苦手な虫がいるものだ。
奴らは見た目も生態もあまりにもバラエティに富んでいて、
その異質さ故にどうしても親近感が持てない場合がある。
いわゆる「生理的にダメ」という嫌悪感の地雷ポイントもいろいろあって、
脚が多すぎてダメ、少なすぎてダメ、
ヌルヌルがダメ、すばしこい動きがダメ、
群れるのがダメ・・・
などなど、これまた千差万別だ。
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posted by えほんうるふ at 08:16| Comment(8) | TrackBack(0) | 怖い絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月14日

思い立ったが元日

omoituitara.jpgおもいついたらそのときに
西内 ミナミ にしまき かやこ

こぐま社 1983-11
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睦月である。
私も世間の例にならって、年の初めにはこの一年の目標を立て、手帳や日記に記す。
が、およそその目標が年内に達成されたためしがない。
達成どころか、その課題に着手すらしないまま年を越すのが常だったりする。
思うに、何事もお尻に火がつかないと動かないスーパーヘビー級の腰を持つ私にとっては、年初の1月に目標を立てるのは時間的に余裕がありすぎるのだろう。
いっそ「一年の計は師走にあり」として、12月1日にその年の達成目標を思い起こし、残る1ヶ月死ぬ気で取り組んで過ごす・・という方が、案外成果を残せるかも知れぬ(笑)。

さて、今日の絵本の主人公のおばあさんも、私とは違う意味で一年の計とは無縁の人である。
何故なら彼女は目標を立てるまでもなく、思いつきをその都度その場で実行してしまうからである。
恐るべき行動力。恐るべき無計画人生。その無謀さは清々しいほどで、実在していれば間違いなくプロジェクトXで特番をはれる大物になっていただろう。
あれよあれよと大胆な事業展開を進めるばあさん・エンタープライズ。
いったいこの独居老人のどこにそんな資金力があるのかと突っ込みたくなるが、そこはもちろん、読者のコドモには明かせない裏の顔が彼女にはあって、1億や2億のはした金なんぞ、電話1本でどうにでもなるに違いない。
私もこんなカッコイイ老人になりたいものだ。
いや、その前にこんな老人と是非懇意になりたいものである(笑)。

結局、世の中がどんなに不況になろうと金はあるところにはあるのである。
巨額の財も貯め込むばかりでは遺族の相続争い・経済の動脈硬化のもと。ロクなことはない。
てなわけで、これからの時代は、是非ともシニア富裕層の皆さんに「おもいついたら そのときに!」をスローガンに掲げていただき、明るい日本経済のために人生ラストステージならではの無謀で豪快な無駄遣いをジャンジャンしてもらおうではないか。
人生の目標に悩む若者に素で「うわ、すげー!(無謀!)」と思われてこそ、と失われつつある敬老の精神も復活するというものだ。
posted by えほんうるふ at 20:24| Comment(10) | TrackBack(1) | 元気が出る絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

表現本能が目覚めるとき

今日の絵本はちょっと紹介が難しい。
なにしろその絵本は、見える人にしか見えないのである。
頁をめくるその手元を見つめても、あるのは小さな掌だけなのだ。ムフフ。
もちろん黙読は不可能。常に誰かへの読み聞かせが前提なのである。
種明かしをすると、それは人の手を見開きの頁に見立て、作者自身が語り部となるイマジナリーな絵本なのだ。
これが、絵本作家サトシンさんが考案した「おてて絵本」である。

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posted by えほんうるふ at 22:49| Comment(6) | TrackBack(1) | 実験を楽しむ絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月14日

ヒーロー稼業の悲哀

あんぱんまんあんぱんまん
やなせ たかし

フレーベル館 1976-05
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かなり久々の更新である。読者数も初期値にリセットされたことであろう。
転居から2ヶ月、ようやく新居での日常生活のリズムが定まってきた。
下の子が保育園から幼稚園に転園し、懐かしの「園ママ生活」に復帰。
よって私の苦手な「降園後の親子ぐるみのおつきあい」もめでたく復活。
そして何組かの親子と家を行き来するうちに気が付いたのは、親(私)の興味の偏りがそのまま育児に反映する我が家の怪しさである。
なにしろ息子の友達が持っているようなオモチャが我が家には無い。
ポケモンカードも、ムシキングも、プレステもDSもなければ、音や光の出る戦いごっこの武器もない。
ナゼ無いのかと言えば、それらは私の趣味ではないからだ。
要するに私は自分の趣味を幼い我が子に押しつける鬼母なのだ(爆)。
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posted by えほんうるふ at 00:30| Comment(20) | TrackBack(0) | 危なっかしい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月27日

ある間取り図フェチの夢

世界あちこちゆかいな家めぐり世界あちこちゆかいな家めぐり
小松 義夫 西山 晶

福音館書店 2004-10
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日本の家―北から南まで日本の家―北から南まで
織田 憲嗣

福音館書店 1989-07
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住宅の間取り図を眺めるのが趣味と言う人は意外と多いらしいが、実は私もその一人。
二次元の図面からその場所での生活をあれこれ想像するのが面白い。
その趣味が自分の実生活に関わることはめったにないわけだが、この春転居する自宅をリフォームすることになり、ここ数週間それは楽しくも忙しい日々を送っている。
 
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posted by えほんうるふ at 05:50| Comment(16) | TrackBack(0) | 好奇心がうずく絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月27日

毎日が晴れ舞台

オーケストラの105人オーケストラの105人
カーラ カスキン Kara Kuskin Marc Simont

すえもりブックス 1995-11
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やれやれ。ようやく年内にケリをつけたかった大仕事の目処がたって、ほっと一息。
手つかずの年賀状から目をそらしつつ、絵本だ、絵本。

と言っても、絵本の前に今回は珍しくテレビドラマの話から。
先日、フジテレビの月9ドラマ「のだめカンタービレ」が惜しまれつつ終了した。
素晴らしい作品だった。普段あまりテレビを見ない私が、たまたまこの連ドラの初回を目にして自分でも驚くほどハマッてしまい、(多分)生まれて初めて1回も欠かさず最終回まで見切ったのだった。しかもただでさえ忙しい中、公開収録のエキストラに応募して平日の早朝に夫に子供を任せてロケに駆けつける入れこみよう…我ながら狂ってる。私ってこんなにミーハーな女だったのね(恥)。
 
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posted by えほんうるふ at 21:19| Comment(18) | TrackBack(0) | 元気が出る絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月27日

愉しきバーコード・ワンダーランド


まいごになったおにんぎょう
A.アーディゾーニ文 / E.アーディゾーニ絵 / 石井 桃子訳
岩波書店 (1983.11)

スーパーマーケットが好きだ。
しかしそこは私にとって、大好きだからこそ出来るだけ近寄らないように自制している禁断の園でもある。何しろ、必要な物だけを買って店を出ると言うことが出来ない。特に、こだわりのパンや総菜・珍しい輸入食材やら製菓材料などが並ぶいわゆる高級スーパーの類に弱くて、一歩足を踏み入れたが最後なかなか出られない。(余談だが、この手のスーパーでは買った物を店の人がレジ横で袋詰めしてくれるのがちょっと嬉しい♪)大抵は買い物リストという武器を手にしているものの、敵はあの手この手でこちらの好奇心と五感とを刺激してくるので、あっさり陥落してしまうのが常なのだ。かつて私は何とかこれを突破しようと考えて、タイムアタック方式で買い物をしてみたことがある。やり方はごく単純で、ストップウォッチ片手に店内に足を踏み入れた瞬間から買い物リストをクリアして出てくるまでのタイムを計るだけ。結果はムダ遣いゼロ&時間短縮で一石二鳥という素晴らしいものであったが、タイムを競う相手がいない空しさと他の買い物客の訝しげな視線がネックとなり残念ながらあれから一度も決行していない(^^;)
 

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posted by えほんうるふ at 01:17| Comment(16) | TrackBack(0) | 嬉しくなる絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月09日

罪深きイノセントガール

あらしのよるに ちいさな絵童話 りとるあらしのよるに ちいさな絵童話 りとる
きむらゆういち / あべ 弘士

講談社 1994-10

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マルラゲットとオオカミマルラゲットとオオカミ
マリイ コルモン Marie Colmont Gerda Muller

パロル舎 2004-02

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学生時代の女友達でアイドル並みに可愛い娘がいた。見た目の可愛さもさることながら、甘え上手であぶなっかしい雰囲気に「ほっとけない!」と寄ってくる男が後を絶たなかった。寄ってこられた彼女(仮にY美としておこう)の方はごく素直に男達の好意を受けるのでタクシー代やら食事代なぞ払ったことがないという。一方私の男友達にも何人か彼女に好意を寄せる者がいて、なんとかY美をおとそうと日々奮闘していたのだった。
さてこういうサンプルが身近にいると、下手な恋愛論を読むよりもよほど分かりやすく男女関係の法則を学べる。面白いことに、男性の多くはあまりにもスキがありすぎる女の子を前にすると征服欲よりも庇護欲が勝るらしく、「それ絶対チャンスでしょ!!」って時にも手が出せないものらしい。
ある日、飲み会で遅くなったY美を私の男友達Nが家まで送っていった。千鳥足の彼女を抱きかかえて部屋に入り、ソファに座らせるともう寝息を立てている。無防備そのものの彼女を前に、Nはほとんど理性を失いかけたが…ふと正気に返ったY美に「あれ、Nくん送ってくれたの?ごめんねぇ〜!でもありがとう…あ、今、お茶入れるね♪」とニッコリと微笑まれ、「ああ、こんな良い娘を一瞬でも襲おうと思った俺のバカバカバカ!!」と深く反省したという。
後日「本当にNくんていい人よね〜♪」と無邪気に語るY美に対し「あんたって残酷…」と思わずつぶやいた私は、彼女が本当に送り狼になるタイプの男には決して甘えないしたたかさな一面を持っていることを知っている(笑)
 
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posted by えほんうるふ at 15:53| Comment(48) | TrackBack(0) | 危なっかしい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月30日

全ての老女は妖怪である

つえつきばあさんつえつきばあさん
スズキ コージ

ビリケン出版 2000-06
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この季節、街を歩くとオレンジ色のカボチャのモチーフをそこらじゅうで見かける。商業化されたお祭りが大好きな我らが日本人は万聖節の意味も知らずにハロウィンパーティのバカ騒ぎに興じるのである。ましてハロウィンと言えば、日頃品行方正で通っているアナタも大手を振ってコスプレを楽しめる年に一度のチャンスである。同じアホなら踊らにゃソンソン、さあアナタもご一緒に…
 
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posted by えほんうるふ at 21:38| Comment(10) | TrackBack(1) | 怪しい絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月09日

共依存の甘い罠

お待たせしました。1周年記念で募集したリクエストにお答えしてのレビュー、第1弾です。
リクエストを下さったprotonさん、ありがとう!

おおきな木おおきな木
シェル・シルヴァスタイン ほんだ きんいちろう

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「大きくなったら、人の役に立てる人になりたい」そんなことを言うコドモがいる。
たいへん立派だが、私はついその耳に「その前に自分を幸せにしなさいよ!」と囁きたくなる。
一生懸命誰かのために働いても、それが報われるとは限らない。いや、報われなくったっていい、自分は奉仕に生きるのだと本人が言い切れるならそれもいい。ただ、誰かの幸せの上にしか成立しない自分の幸せなんて、そんな不安定な人生はできれば選択しないで欲しいのだ。なんだかんだ言っても、親は我が子が誰かの為に命を捧げるよりも、本人が生きててくれる方が嬉しいのだから。既にたっぷり親孝行をしてくれた子供たちに、親が思う「幸せな生き方」を押しつけるつもりはないが、希望ぐらいは言わせてほしい。
 
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posted by えほんうるふ at 01:41| Comment(28) | TrackBack(1) | 世の不条理を思い知る絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする